雑記

首里城火災を大工さんの目線から分析してみた

首里城火災

こんにちは!みさき(@mareblo_misaki)です。

2019年10月31日信じられないニュースが舞い込んできました。

「沖縄県 首里城火災で全焼」

沖縄を代表する観光地であり、首里城あとは世界遺産にも登録されているという場所でなんと言うことでしょう。

まだ火災の原因はわかっていませんが、

今回は大工さんの目線からどうしてあそこまで燃えてしまったのかについてのお話をしたいと思います。

 

首里城火災 そもそも木造建築の燃えやすさは?

首里城①
あき
あき
本来木造の建物っていうのは燃えにくいねんで・・・ 

朝、首里城の火災ニュースをみながらあきさんは呟きました。

みさき
みさき
そうなの!?

 

木は本来燃えにくい!?理由は?

日本の住宅は、本来多くが木造でできています。

木といえば、薪や焚き火などに使われるイメージなので燃えやすいと思われていることが多いですが、

本来は跡形もなく燃えてしまうということは珍しいものです。

理由は・・・・

「炭化たんかという現象にあります。

読んで字のごとく、木が炭になる現象をさすのですが

家が火災になったなどのニュースを見るとよく柱などは残ったままになっていませんか?

火災写真

出典:Wikipedia

木はもちろん燃えないものではありません。

しかし、表面は激しく燃えたとしても中心部まで燃えてしまうにはかなりの時間を要します。

木材

出典:大利木材HP

もちろん、木の種類によっても燃え方は様々ですが

比較的安価の杉や海外の木材は燃えやすいものが多いと言われています。

 

住宅の木材の選び方は重要

もちろん、家には莫大な金額のお金が必要になるので材料代などを

節約したいと考えている方も多いかと思います。

しかし、家族や自信を守ってくれる家を購入する際には少し考えてみてください。

 

安い材料にはそれなりの理由があり、そのデメリットをきちんと理解した上で

取り入れることが大切です。

もちろん全て安全を気にして高い金額になってしまっては元も子もありません。

しかし、住宅において柱や梁はその家の土台・全てを支えるベースになってくるもの

その部分はしっかりと安全なものを使いましょう。

 

 

首里城火災 首里城修繕に使われた木材とは?

首里城②
あき
あき
あんなに燃えたということは、材料は安いものやったんかな?

首里城は20年周期で修繕・改築が行われている建物です。

お金がかかることは間違いありません。

首里城の改修には「イヌマキ」という木材が使われています。

琉球では多く家屋に使われている木材で、どちらかというと高級な木材に分類されるものです。

特徴としては、シロアリに強く湿気にも強いという建築物に適した材料と言えるでしょう。

火災の原因は様々今ニュースなどで噂されていますが、木材があそこまで跡形もなく燃えてしまったのは本来の木の性質とはいえません。

早く解決することと、沖縄県民皆様の気持ちを察し

首里城の一刻も早い再建を願っています。

 

 

首里城火災 木製の建築物だから燃えやすいとは無関係

首里城③

日本の建築物は多くが木造です。

しかし火災が起きた際には鉄骨の建築物よりも燃え広がるのに時間がかかり、

比較的安全だと言われます。

マイホームを考えている人が、今回の首里城の火災を目前にして

木造に不安をもった方もいるかと思いますが、

心配は不要です。

 

  • 木造建築の方が鉄骨よりも火災が起きた際には燃え広がるには時間がかかる
  • 木材の耐火性は種類によって様々なので、土台に使う木材は重要
  • 木全てが燃えやすいという訳ではない

木の性質は思ったよりも建築物に向いています。

その性質をしっかりと理解した上でマイホームづくりを考えていきましょう。